スマートコミュニティのためのエネルギーマネジメント
本書はエネルギーマネジメントなどスマートコミュニティの様々な技術を単なる読み物としてではなく、一歩踏み込み、技術的な観点からまとめたものでる。
現在、スマートグリッドやスマートコミュニティに関する書籍は多数存在するが、本書は他の書籍と異なり、次の4つの特徴がある。
①スマートグリッドの発展形のスマートコミュニティに焦点を当てた。
②スマートコミュニティの機能を支える基盤技術であるエネルギー管理システムEMS(Energy Management System)について書かれた。
③スマートコミュニティに関係する広範囲な技術者をターゲットとして書かれた。
④従来のスマートグリッドやスマートコミュニティに関する書籍は一般向けの教養書であるため数式を省いているが、本書ではエネルギーネットワークに関する数式を必要に応じて記述した。
本書が、スマートコミュニティをビジネス化するために働く個々の技術者の助けとなることを祈念するとともに、官民あげた取り組みによりスマートコミュニティが「インフラ輸出」の柱として本当の意味でビジネスとして展開されることを期待したい。
<主要目次>
第1章 エネルギーネットワークとは
第2章 エネルギーマネジメントシステム
第3章 共通要素技術
第4章 デマンドレスポンス
第5章 CEMS
第6章 BEMS
第7章 FEMS
第8章 HEMS
第9章 EMS に関わる標準化の動向
■編者
スマートグリッド編集委員会
大賀 英治(富士電機)
荻田 能弘(東芝)
長田 雅史(ABB)
澤 敏之(日立製作所)
塚本 幸辰(三菱電機)
■監修
森 啓之(明治大学)
田村 滋(明治大学)
福山 良和(明治大学)
■執筆者
まえがき
森 啓之(明治大学)
第1章
1.1 田村 滋(明治大学)、福山 良和(明治大学)
1.2 (同上)
1.3 (同上)
第2章
2.1 田村 滋(明治大学)、福山 良和(明治大学)
2.2 (同上)
2.3 (同上)
2.4 (同上)
第3章
3.1 加藤 丈佳(名古屋大学)
3.2 飯坂 達也(富士電機)
3.3 松井 哲郎(富士電機)
3.4 武田 賢治(日立製作所)
3.5 緒方 隆雄(東京ガス)
第4章
4.1 山口 順之(東京理科大学)
4.2 荻田 能弘(東芝)
4.3 (同上)
第5章
5.1 小島 康弘(三菱電機)、坂上 聡子(三菱電機)
5.2 (同上)
5.3 (同上)
第6章
6.1 小林 延久(日立製作所)
6.2 (同上)
6.3 (同上)
6.4 (同上)
6.5 (同上)
6.6 (同上)
第7章
7.1 白井 英登(富士電機)
7.2 (同上)
7.3 (同上)
第8章
8.1 荻本 和彦(東京大学)、池上 貴志(東京農工大学)
8.2 (同上)
8.3 (同上)
第9章
9.1 山口 順之(東京理科大学)
9.2 豊田 武二(豊田SI技術士事務所)
9.3 石隈 徹(アズビル)
9.4 正畑 康郎(エコーネットコンソーシアム)
9.5 齊藤 元伸(日立製作所)
おわりに
田村 滋(明治大学)、福山 良和(明治大学)